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WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者メルビン・ジェルサレム(29=フィリピン)が米国・カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで27日(日本時間28日)、初防衛戦を決行。WBO同級1位の指名挑戦者オスカー・コラーゾ(26=プエルトリコ)と拳を交えた。
コラーゾが棄権に追い込み新王者
ジェルサレムは、トランクスにフィリピンと日本の国旗を縫い付け登場、サウスポーのコラーゾに右ストレートを打ち込み、序盤戦を優位に進めた。しかし4回、コラーゾがボディを狙い巻き返すと、中盤は次第にジェルサレムがロープを背負っていく。コラーゾは6回にもボディでダメージを与え、プレスを強めると、7回にはボディから返しの左フックが命中、更に再び左フックを当てるも、これはスリップの判定。しかし、その後も左強打を打ち込み、ラウンドを終了すると、コーナーに戻ったジェルサレムは棄権の意思を見せゴング。コラーゾが7回終了後TKO勝利で新王者に輝いた。