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日本プロボクシング協会は26日、2023年度初の理事会で、日本チャンピオンの地位向上がボクシング人気に直結するとの考えから、日本タイトルに挑戦するための「最強挑戦者決定戦」の出場権に関するルールを改定することを決めた。これに伴い、今年6月末の日本ランキング12位以内の全選手と、東洋太平洋(OPBF)チャンピオン、WBOアジアパシフィック(WBO-AP)に出場権が与えられ、出場資格を持つ全選手に、同時に出場の意思確認が行われる。出場を拒否した選手は、日本ランキングが下がり、1年間日本タイトルには挑戦できなくなる。(※OPBFとWBO-APのチャンピオンはこれに該当しない)。複数の選手が参加を希望した場合、日本ランキング1位が最優先権を持ち、OPBF王者、WBO-AP王者、日本ランキング2位、そして順番に日本ランキング3位から12位まで優先権が回ってくる。
「チャンピオンカーニバル(以下、チャンカン)」も改定された。これまで、「最強挑戦者決定戦」で勝ち抜いた選手が日本タイトルマッチを行う場合のみ、チャンカンの試合とされてきたが、2024年からは、チャンカンの期間中(1月から4月)に行われるすべての日本タイトル戦が、チャンカンに認定される。
今年度初めての理事会の冒頭には、今月20日にお亡くなりになった、名門ヨネクラジムの米倉健司会長に黙祷が捧げられた。
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