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[ショートインタビュー]2023.4.6

尾崎優日「新しい引き出しを見せる」

 プロデビュー後、2戦2勝2KOの尾崎優日(20=大成)は、4月16日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「南栄商事株式会社Presents三田から世界へ21」で、バオラブット・サラブタン(タイ)とのWBC世界ユース・ライトフライ級王座決定戦に臨む。

 尾崎は、アマチュア40戦32勝8敗を経て、昨年9月にプロデビュー。わずか3戦目にして、初のタイトル戦に挑む。「こんなに早く(タイトルマッチが)決まるとは思わなかった。びっくりしているが、うれしかった」と所属ジムに感謝した。

 試合の模様は、テレビ大阪ニュースYouTubeチャンネルで全試合ライブ配信される。
前戦、2回TKO勝ち
 昨年12月に行われた一戦では、元WBO-APランカーのクライデ・アザルコン(28=比)に2回TKO勝ち。キレ味抜群の左カウンターで鮮やかに倒した。「長いラウンドでの試合を想定して、どんな場面になっても対応するつもりで戦った。カウンターが決まって早く終わってしまったが、収穫があった」と試合を振り返った。先を見据え、組み立てを意識した試合運びを見せているように感じた。
「ディフェンスを意識している」
 「ブロックだけだと、8オンスのグローブだと、パンチが入り込んでしまうこともある。ディフェンスもワンパターンにならないように意識している」。
ライトフライ級で168p
 尾崎は、168pとライトフライ級では長身だ。「普段から体重が増えないように節制している。アマチュア時代も、減量をしてきたので不安はない。長身でスピードがあるのは自分の強み。まずは、この階級で勝負したい」と、ライトフライ級で頂点を目指す。

 前WBC世界スーパーフライ級王者のジェシー・ロドリゲス(23=米)の動きを参考にしている。「パンチの避け方の引き出しの上手さを見ていて、本当に勉強になる」。
「じっくりと攻めていく」
 「今回のタイトルは通過点。早いラウンドでのKOは狙わず、新しい引き出しを見せたい」と、プロ仕様でのテクニックを見せて存在感を示す。

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