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日本スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者の坂晃典(31=仲里)対同級1位の原優奈(28=真正)の一戦が1日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催された「3150FIGHT SURVIVALvol.4」のセミファイナルで行われた。
前日計量で火花を散らした注目の一戦。試合は、初回から大きく動いた!
前日計量で火花を散らした注目の一戦。試合は、初回から大きく動いた!
原優奈(真正)が新王者!
初回、坂が積極的な攻撃から右クロスを決めて、先制のダウンをゲット。しかし、「セコンドの声も聞こえていたし、焦りはなかった」(原)。ジャブから立て直しを図ると、右ストレートで腰を沈めさせて反撃。2回、原はジャブから右アッパーを織り交ぜた攻撃でペースを奪い返すと、4回にワンツーで痛烈なダウンを演出。再開後、パンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。
「強いチャンピオンに勝てた」
「格好いいっすね」。新チャンピオンは肩にかけたベルトを見て微笑んだ。「右は当たると思っていたので、どう当てていこうかと考えていたところに、ポカ(ダウン)をしてしまった。しかし、ラウンドを重ねるごとに効いているのはわかったので、冷静に料理していこうと思った」。「リスペクトのない選手には挑発はしない。強いチャンピオンに勝つことができた」と試合を振り返った。
「高みを目指していく」
念願の日本チャンピオンに輝いた原だが「このベルトは最終目標ではない。防衛していく性格でもないので、これからも高みを目指していく。もっと強い相手を食っていきますよ」と抱負を語った。スーパーフェザー級に現れた新星の今後に注目していきたい。
「ミスをしてしまった」
一方、3度目の防衛に失敗した坂は「調子が良かった分、攻め一辺倒になってしまった。応援してもらったお客さんの期待に応えることができなかった」と言うと、「今後に関しては、じっくりと考えたい」と話すにとどめた。
採点表