試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
3月25日に米国・カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・アリーナで、ホセ・ネグレテ(米国)を相手にスーパーバンタム級4回戦で、1ラウンド1分47秒KOで勝利した村田昴(帝拳)が29日、帰国した。
今年1月に渡米し、トレーニングを重ねながら試合を終えて帰国した村田は「アメリカでの試合で、しっかり良い結果で勝てて、いい気分で帰ってくることが出来ました。今回は、1月から2ヶ月半ほどラスベガスに滞在して、トレーニングを重ねていましたが、試合があるかもしれないという中で、特にホームシックのようなものを感じることなく、トレーニングに集中することが出来ました」と報告。「試合前の減量も思っていたより上手く行きました。相手選手は地元で知られた選手なのか、入場の際に結構声援があって、逆に自分の時はブーイングも聞こえましたが、聞こえない振りをしてリングに上がりました。今回がアメリカでの試合2戦目とあって、周りも見えた分、初めは緊張もしましたが、リングに上がってしまえば全く問題ありませんでした」と、カリフォルニアのリングを振り返った。
ボクシング以外でも成長を感じたとする村田昴は「長い期間、ラスベガスに居ましたが、ボクシング以外のことも含めて、色々と新しいことを学ぶことが出来て、とても良い経験になりました。アメリカは全てが大きく、壮大でした。トレーナーの(ナジーム・ハメドやルイシト・エスピノサらと対戦経験のある元世界ランカー)オーギー・サンチェス氏は、初めこそ少し言葉の壁のようなものも感じましたが、とても優しくて丁寧に教えてくれるうえ、少しずつ英語も聞き取れるようになってきたし、単語で返すことも出来たり、とても良い経験になりました」と述べ、「試合前には、たくさん応援のメッセージももらって、減量中の力になったし、試合後も、日本時間で朝だったにも関わらず、すぐに喜んでくれるファンも多く、とても嬉しかったです。応援頂きありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。