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日本スーパーバンタム級10位の福永宇宙(25=黒潮)が26日、高知セリーズ体育館で開催された「黒潮ダイナミックファイトvol.39」のメインイベントに出場。スーパーバンタム級8回戦でチャノン・ソンカーム(24=タイ)と対戦した。
約1年3ヶ月ぶりに地元高知のリングに上がった福永が、超満員1000人の前で圧巻のパフォーマンスを見せた。
約1年3ヶ月ぶりに地元高知のリングに上がった福永が、超満員1000人の前で圧巻のパフォーマンスを見せた。
圧勝!
左でコントロールし続けた福永が圧勝した。初回から福永のジャブがヒット。チャノンの顔面を捉えると、左ボディを痛打した。3回、福永は左でダウンを奪うと、左で再び倒して、最後は右ショートでキャンバスに沈めた。
「左でコントロールできた」
圧勝した福永は「左の使い方と安定感をテーマに戦った。ジャブはよく出たが、シンプルに攻めすぎた。誘ってのカウンターも出せばよかった。今日は70点ですね」と冷静に試合を振り返った。昨年8月の山下賢哉(JB SPORTS)戦で右拳を骨折し、右が使えない中でジャブとディフェンス面を徹底強化した。
「地元で勝ててうれしい」
「知り合いばかりで、リング上から顔が見えるので緊張した」と地元ならではの緊張感があったというが、「たくさんの人が応援に来てくれて本当にうれしい」。
スーパーバンタム級でのタイトル挑戦に期待がかかるが「まだ早いと思う。パンチをもらわずに当てるボクシングを磨いて、一戦一戦勝っていく。そうすれば、おのずと(タイトルも)見えてくる」と語った。
スーパーバンタム級でのタイトル挑戦に期待がかかるが「まだ早いと思う。パンチをもらわずに当てるボクシングを磨いて、一戦一戦勝っていく。そうすれば、おのずと(タイトルも)見えてくる」と語った。
小川竜司会長
試合後、取材に応じた小川竜司会長は「たくさんのお客さんに入ってもらい、大盛況で本当にありがたいです」と、自主興行の成功を喜ぶと、「タイミングをずらしての左を練習してきたがよく出た」と愛弟子の成長に目を細めた。
「毎年成長した姿を見てもらいたいし、ボクシングで高知を盛り上げたい」と今後も地元開催を継続していく。
「毎年成長した姿を見てもらいたいし、ボクシングで高知を盛り上げたい」と今後も地元開催を継続していく。
ボクシングで高知を盛り上げる!