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元WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者で同スーパーバンタム級2位のルイス・ネリ(28=メキシコ)と、同級3位のアザト・ホヴァニシアン(34=アルメニア)が18日(日本時間19日)、米国・カリフォルニア州のフォックスシアターで、WBCスーパーバンタム級タイトル挑戦権を懸けて対戦した。
ネリの勝利!
サウスポーのネリとホヴァニシアンが、WBCタイトル挑戦権を懸けて対決。初回から左ストレートを軸に左右の連打で積極的に前に出たのはネリ。ホヴァニシアンは、ガードを固めて様子を見た。2回は、ホヴァニシアンがプレスを強めて、コンパクトに右ストレートを出して、連打で仕掛けるネリの動きを止めた。3、4回は中間距離からパンチの交換を見せた両者。ネリの左ショートアッパーとホヴァニシアンの右ストレートが光った。5回、手数の少なかったネリに対して、ホヴァニシアンが先に仕掛けたが、ネリがカウンターを合わせて、左右の連打で押し返した。中盤以降は足の動きが減った両者だが、中間距離から飛び込んで、リズムを作った。ホヴァニシアンが左ボディを打って始まった9回、ジャブでリズムを作ったホヴァニシアンが、右ストレートを上下に散らすと、ネリはガードしてスタミナの消耗を減らして、この回のラスト10秒だけ左右の連打を見せて、10回を迎えた。試合が動いたのは、10回。頭をつけて打ち合う中で、ネリの左がホヴァニシアンの顔面を捉えると、ロープを背にしたところにネリがボディを打つと、ホヴァニシアンがダウン。立ち上がったところにパンチをまとめに行ったネリだがゴング。試合が決まったのは11回。ネリの左がホヴァニシアンの顔面を捉えると、ホヴァニシアンはバランスを崩して、レフェリーが試合を止めた。