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「DANGANオール4回戦2023vol.2」が10日に後楽園ホールで開催され、全8試合で熱戦が繰り広げられた。ウェルター級4回戦では、2019年インターハイ優勝の山本諒真(19=DANGAN AOKI)とアマチュア23戦17勝(3RSC)6敗の須賀大地(30=世田谷オークラ)が対戦した。
国体3位の成績を残した須賀は、ボクサーとしては、これが約12年ぶりのリング。あご髭を伸ばしてリングに上がった異色ボクサーがインパクトを残した!
国体3位の成績を残した須賀は、ボクサーとしては、これが約12年ぶりのリング。あご髭を伸ばしてリングに上がった異色ボクサーがインパクトを残した!
KO勝ち!
変則的な左を突き出す須賀に対し、山本はプレスをかけて左ボディで対抗。2回、スリリングな攻防を繰り広げる中、「山本選手は被弾しても前に出てくるので、右カウンターを狙っていた。右は得意なパンチ」。須賀が右ストレートで痛烈なダウンを奪うと、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。
キックボクシングからボクシングへ
デビュー戦を飾った須賀は「今までにない感動。本当にうれしいです」と声を弾ませた。高校時代に実績を残し、大学からも声がかかったが「どうしても音楽がやりたくて」とボクシングを引退し、バンド活動を始めた。
「運動不足のため」(須賀)28歳でキックボクシングを始めると、アマチュアK-1で8戦した。しかし、「アマチュアでは物足りなくなってしまった。どうせなら、プロでやりたいと思った。それならボクシング」と、2021年12月に世田谷オークラジムに入門した。
「運動不足のため」(須賀)28歳でキックボクシングを始めると、アマチュアK-1で8戦した。しかし、「アマチュアでは物足りなくなってしまった。どうせなら、プロでやりたいと思った。それならボクシング」と、2021年12月に世田谷オークラジムに入門した。
須賀大地に注目!
「ベテルビエフ(アルツール・ベテルビエフ)やロマチェンコ(ワシル・ロマチェンコ)が好きで」と、1ヶ月前から髭を生やして試合に臨んだ。「妻から『髭は嫌だから、試合の時だけね』と言われているので、明日には剃ります。でも、これからも髭キャラでいきます」と笑顔を見せた。
「大きなことは言えないので、これからも一つひとつ勝っていく」。須賀が目指すのは、今年の新人王だ!
「大きなことは言えないので、これからも一つひとつ勝っていく」。須賀が目指すのは、今年の新人王だ!