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世界2階級制覇王者のエマヌエル・ナバレッテ(28=メキシコ)が3日(日本時間4日)、米国・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで3階級制覇をかけて、WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王座決定戦に臨む。前日計量が行われた現地時間の2日、対戦相手でWBOスーパーフェザー級3位のリアム・ウィルソン(26=オーストラリア)と秤の前で対峙した。
ナバレッテvsウィルソン
スーパーフェザー級の契約リミットは58.9kgだが、ナバレッテは、300gアンダーの58.6kgでクリア。ウィルソンは、1.7kgアンダーの57.2kgでパスした。
王座決定戦は当初、ナバレッテと元2階級制覇王者のオスカル・バルデス(32)によるメキシカン頂上対決として、ボクシングファンの注目を集めていたが、バルデスが詳細を伝えないまま、負傷を理由に辞退。1位のアーチー・シャープ(27=英)も出場を見合わせたことで、WBOインターナショナル同級王者で、3位のウィルソンに白羽の矢が立てられた。ウィルソンは、OPBF東洋太平洋ランキングでも1位に入っている。