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WBOアジアパシフィック(WBO-AP)スーパーフェザー級タイトルマッチが6日、エディオンアリーナ大阪で開催され、チャンピオンの木村吉光(26=志成)とOPBF王座を返上したWBO-AP同級1位の力石政法(28=緑)が対決した。
左アッパー!
見事なKO決着。長身サウスポーの左ストレートが炸裂。力石が、WBO-APのベルトを手にした。
試合直後のリングで、「木村選手が僕より一歩先を行ってたので、これで僕がアジアの頂上です」と語った力石は「世界挑戦の準備している。ファイトマネーは一円もいらない」と、世界挑戦の実現を心待ちにした。
会見では「木村選手の動きが違った。僕のカウンターにカウンターを狙ってきてたので、見合う時間が多かったが、若干やりやすかった。パンチ力はあった。僕も効いたんで」と木村吉光との対戦を振り返った。「彼に勝つことは、何よりも価値があること。皆さんの応援のおかげで、厳しい練習に耐えることができた。最高でした。超気持ちよかった」と喜びを表現した。
新チャンピオン!力石政法(緑)
「世界のベルトしか興味がない。OPBFは返上したと思うが、どうなってるかわからない」と世界に目を向けた力石。今後の課題として「リラックスして、試合に臨むこと。練習してきたことを試合で出せず終わった。パンチをもらうことが恐怖。試合を楽しむようにしたい。ポテンシャルはある。鋼のメンタル。練習したことを本番で出したい」と冷静に自身を鼓舞した。
「工夫が足りなかった」
試合後の会見で木村は「警戒してたカウンターにやられた。練習不足です。打ち終わりを意識してたんですけど、結果がこれですね」とサバサバと答えた。今後に関しては「一旦、休んで、頭をリフレッシュして、一回休憩します。リングに戻る日を皆に待っててほしい。完全復帰して帰ってくるので、木村吉光をよろしくお願いします」。
再起を誓った木村吉光
再起を約束した木村吉光は「工夫が足んなかった。これが反省点になった。フィジカルだけじゃない木村を見てほしい」と締め括った。