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卯年の2023年に大きく跳ねそうな選手が大晦日、今年のラストマッチを迎える。来年の年男、堤駿斗(23=志成)が30日、都内の品川プリンスホテルで前日計量を終えた。
堤はセミファイナルで、前OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者のペテ・アポリナル(27=比)とフェザー級8回戦で対戦する。
Paraviのライブ配信開始は、14:45頃を予定している。
「攻めの姿勢を崩さず戦う」
堤は、フェザー級リミットを100g下回る57.0sでクリアした。計量後に囲み取材に応じると「ここまで怪我なく、良い感じで仕上がった」と、万全のコンディションをアピール。「相手がパンチがあるのはわかっているが、攻めの姿勢を崩さず戦っていく」と積極的に仕掛けていくつもりだ。
「チャンスを逃さず倒しにいく」
「やってきたことを信じて、難しく考えずに戦う。最初から最後まで(ペースを)支配して、一瞬のチャンスを逃さず倒したい」。今年7月のデビュー戦ではOPBFランカーに完勝し、完成度の高さを見せた堤。堂々とKO宣言した。
再起戦に臨むアポリナル(比国)
アポリナルは、リミットちょうどの57.1sで計量を終えた。今年8月に武居由樹(大橋)に5回TKO負けを喫して以来の再起戦だ。ゴールデンルーキー堤を撃破し、再浮上を狙う。