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元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)が10日、名古屋市内のホテルで前日計量に臨んだ。田中は、明日(11日)に武田テバオーシャンアリーナで開催される興行のメインイベント、スーパーフライ級10回戦で、WBO世界スーパーフライ級4位のヤンガ・シッキボ(28=南アフリカ)と対戦する。
計量後に行われた測定で、田中がリーチ164.3pなのに対して、シッキボは178.9pあることが判明した。
試合の模様は、CBCテレビで15時54分から生中継、動画配信サービスParavi(パラビ)で15時からライブ配信される。
計量後に行われた測定で、田中がリーチ164.3pなのに対して、シッキボは178.9pあることが判明した。
試合の模様は、CBCテレビで15時54分から生中継、動画配信サービスParavi(パラビ)で15時からライブ配信される。
「最高に仕上がった」
先に秤に乗った田中は、スーパーフライ級リミットちょうどの52.1sでクリアした。「減量に苦しむこともなく、頭が働く状態で、最後までしっかりと練習することができた。前回と同様か、それ以上に仕上がった」と万全のコンディションをアピールした。
リーチ差が14.6pあるが「まったく気にならない」と意に介さなかった。
リーチ差が14.6pあるが「まったく気にならない」と意に介さなかった。
「格の違いを見せる」
「この1年で力をつけてきた自信があるので、明日のリング上で証明する。世界ランカー対決だが、格の違いを見せつける」と言葉に力を込めた。
「チャンスがあれば倒しにいく」
一方のシッキボは、200gアンダーの51.9sで秤を降りた。「相手は世界3階級制覇しているチャンピオンで、リスペクトしている。チャンスがあったら、倒しにいく」と不敵な笑みを浮かべて、計量会場を後にした。
これまで、ダウン経験はおろか、カットしたこともないというシッキボ。世界に名乗りを挙げるべく、田中の首を狙う。
これまで、ダウン経験はおろか、カットしたこともないというシッキボ。世界に名乗りを挙げるべく、田中の首を狙う。
武田テバオーシャンアリーナでゴング!