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アポロジム主催の「APOLLO KO LIVE」が19日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われ、全7試合で熱戦が繰り広げられた。
今年でジム創設40周年、100回記念興行のオープニングを飾ったのは、初勝利を目指す烏頭尾一輝(うとお・かずき/19=アポロ)と土居洋舞(18=姫路木下)による、54.5s契約4回戦。会心の一撃で勝負が決まった!
今年でジム創設40周年、100回記念興行のオープニングを飾ったのは、初勝利を目指す烏頭尾一輝(うとお・かずき/19=アポロ)と土居洋舞(18=姫路木下)による、54.5s契約4回戦。会心の一撃で勝負が決まった!
烏頭尾一輝(うとお・かずき/アポロ)が倒した!
烏頭尾が最初に打ち込んだ右クロスがジャストミート! 尻もちをついた土居はなんとか立ち上がったが、足元がふらつきレフェリーストップとなった。開始後わずか15秒で、烏頭尾が初勝利を挙げた。
「名前を覚えてもらいたい」
見事なKO勝ちを飾った烏頭尾は「ジャブから右が入ると思って、狙って打った一撃。手応えがあった」と、勝負を決めた右クロスを振り返ると、「デビュー戦は、緊張して力を出せなかったが、今日は程よい緊張感で臨むことができた。最高ですね!」と勝利の味を噛み締めた。
名字は「烏頭尾」と書いて「うとお」と読む。全国に30人しかいないという珍しい名前だという。「来年は新人王になって、全国でも有名になりたい」。ボクシングで成り上がり、名前を覚えてもらいたいと拳を握りしめた。
名字は「烏頭尾」と書いて「うとお」と読む。全国に30人しかいないという珍しい名前だという。「来年は新人王になって、全国でも有名になりたい」。ボクシングで成り上がり、名前を覚えてもらいたいと拳を握りしめた。
浅井大貴(アポロ)が復帰戦を勝利
メインイベントでは、日本スーパーバンタム級20位の浅井大貴(33=アポロ)と2020年西日本スーパーフェザー級新人王の福田星河(23=エディタウンゼント)が、59.0kg契約6回戦で激突。初回、浅井が左フックと連打で立て続けにダウンを奪う絶好のスタートを切ると、4回に右フックからパンチをまとめて、レフェリーストップに持ち込んだ。
「ジムに恩返しがしたい」
試合後に取材に応じた浅井は「初回に2度ダウンを奪って、自分でもビックリした。仕留めようとしたが力んでしまった。パンチを狙うとダメですね」と反省したが、「移籍初戦で今日がデビュー戦のつもりで戦った。何としても勝ちたかったので、本当にうれしい」と安堵の表情を浮かべた。
昨年4月の試合を最後に、一度ボクシングから離れた。引退することも頭をよぎったが、高校の同級生でボクシング部で汗を流した安原直希(33=アポロ)の存在に刺激を受けて、アポロジムに移籍した。
高校で非常勤講師を務めていたが「燃え尽きるまでやりたい」と今年3月に退職。現在は外壁塗装の仕事をしながら、ボクシングをしている。浅井は「このジムでベルトを獲って、恩返しがしたい」と抱負を語った。
昨年4月の試合を最後に、一度ボクシングから離れた。引退することも頭をよぎったが、高校の同級生でボクシング部で汗を流した安原直希(33=アポロ)の存在に刺激を受けて、アポロジムに移籍した。
高校で非常勤講師を務めていたが「燃え尽きるまでやりたい」と今年3月に退職。現在は外壁塗装の仕事をしながら、ボクシングをしている。浅井は「このジムでベルトを獲って、恩返しがしたい」と抱負を語った。
度紀嘉男会長
興行終了後、取材に応じた度紀嘉男会長は「興行が盛り上がって良かった。一つの区切りとなった」と100回記念大会を総括した。1982年11月15日にスタートし、足かけ40年で大台に乗せた。「これからまだまだ続けていく。何回までやるとかは考えず、前に進んでいく」と今後も選手の育成に努めていく。