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日本ユース・ミニマム級王者の森且貴(22=大橋)と高田勇仁(24=ライオンズ)が8日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.94」セミファイナル、ミニマム級8回戦で対戦した。
高田勇仁(ライオンズ)がKO勝ち!
高田が出入りを活かしたボクシングで、見栄えの良さをアピール。上下のコンビネーションで積極的に攻めた。森は、ジャブからワンツーにつなげて応戦した。5回、高田はタイミング抜群の左アッパーをジャストミート。痛烈なダウンを奪い、KO勝ちした。
5度目の挑戦でランカー入り
5度目の挑戦でランキング入りを確実とした高田は「最高ですね!」と電話口で声を弾ませた。「森選手は、スピードがあるので、下がらずにパンチを合わせることを心掛けた。前戦、KO勝ちして自信がついた。(最後に決めた)左アッパーは練習していたパンチで、良いタイミングで当てることができた」と試合を振り返った。
「ベルトを目指す」
ライオンズジムは、日本フェザー級13位の渡邉海(20)に続き、2人目のランカー誕生となった。「これから、どんどんジムを盛り上げていきたい。もっと練習して、来年はタイトルに挑みたい」と目標を掲げた。
青山功(セレス)が連敗を脱出!
スーパーフライ級8回戦では、元日本フライ級王者で日本スーパーフライ級8位の粉川拓也(37=角海老宝石)と元日本ランカーの青山功(33=セレス)が激突。初回、青山が右アッパーでダウンを奪う絶好のスタート。粉川は、クリンチで窮地を脱した。その後も青山は気迫あふれるファイトを見せると、4回に右フックでダウンを追加。5回にパンチを畳みかけて、レフェリーストップに持ち込んだ。
「男を見せたかった」
3連敗を脱出した青山は「最初にダウンを奪った右は、練習の時から会長から『当たるから』と言われていたパンチ。この試合で負けたら引退する覚悟で臨んだ。応援してくれている方のためにも、男を見せたかった」と喜びに浸った。
上を目指していく
同門で、日本バンタム級1位の南出仁(27)、元IBF世界スーパーバンタム級の岩佐亮佑(32)が勝利し、良い流れで回って来た。試合後には、二人から祝福のメールが来たという。「これでボクシングを続けることができる」と話すと、「ここで満足することなく、今日の反省点を活かして、上を目指していきたい」と抱負を語った。
上を目指していく
同門で、日本バンタム級1位の南出仁(27)、元IBF世界スーパーバンタム級の岩佐亮佑(32)が勝利し、良い流れで回って来た。試合後には、二人から祝福のメールが来たという。「これでボクシングを続けることができる」と話すと、「ここで満足することなく、今日の反省点を活かして、上を目指していきたい」と抱負を語った。