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OPBF東洋太平洋ミドル級王者の竹迫司登(31=ワールドスポーツ)が5日、後楽園ホールで開催された「第618回ダイナミックグローブ」のセミファイナルに出場。同級11位のユ・ギョンモ(35=韓国)を迎えての初防衛戦に臨んだ。
前戦からわずか2ヶ月でリングに上がった竹迫の動きに注目が集まった。
前戦からわずか2ヶ月でリングに上がった竹迫の動きに注目が集まった。
竹迫司登の強打が爆発!
竹迫が、右ストレートを炸裂させ、豪快に倒した。初回から、ジャブを軸にじっくりと組み立てて、ワンツーを好打。ユも被弾しながらも、ショートアッパーを返し、意地を見せた。しかし、竹迫は左を軸にダメージを与えると、3回に右ストレートをジャストミート! キャンバスに大の字になったユを見て、レフェリーはノーカウントで試合をストップした。一撃で倒した竹迫は、リング上で勝利の雄たけびをあげた。
「ジャブがよく当たった」
初防衛に成功した竹迫は「序盤は動きが硬かったが、3ラウンドから調子が出てきて、相手の動きが見えるようになった。練習してきたジャブがよく当たった。ダメージが溜まっているのを感じた。最後の右ストレートは、『このタイミングだ』と出したパンチ。以前より余裕を持って戦うことができた」と納得の表情を見せた。
「能嶋宏弥(薬師寺)との王座統一戦を熱望
リング上で、WBOアジアパシフィック同級王者の能嶋宏弥(27=薬師寺)との王座統一戦を熱望。試合後の囲み取材でも、改めて能嶋戦を望んだ。「国内ミドル級の選手は数が少ない。世界に進めるのは、一人だけだと思う。是非とも対戦を受けてほしい」。
会見に同席した齊田竜也会長は「(竹迫は)ランキング1位で、指名挑戦権を持っているので、名古屋に行ってでも挑戦したい。これからアプローチしていきたい」と語った。
会見に同席した齊田竜也会長は「(竹迫は)ランキング1位で、指名挑戦権を持っているので、名古屋に行ってでも挑戦したい。これからアプローチしていきたい」と語った。
「ジャブが威力があった」
一方、悔しい敗戦となったユは「ジャブが一番、威力があり邪魔だった。最後にもらった右ストレートは見えなかった。OPBFタイトル挑戦というチャンスを活かせず、残念。竹迫選手は、紳士的で好印象でした」とコメントを寄せた。