荒川、東洋奪取に向け!

　来月4日、後楽園ホールで開催される東洋太平洋ライト級王座決定戦で、WBC世界同級7位・荒川仁人(八王子中屋)はアジア最強の座を目指す!
　ここまで防衛を重ねてきた日本ライト級王座を返上し、"背水の陣"で東洋太平洋ライト級王座決定戦に挑む、"ベイビーフェイス・スナイパー"が意気込みを語った。

■東洋ライト級王座決定戦に向け、意気込みを!
荒川　日本王座を3度防衛し、国内のレベルではある程度、結果を出したと思う。ここで世界に進むより、東洋に挑むことは、アジアの中で"荒川仁人"がどの位置にいるのかを知ることができる。僕のモチベーションは高いですよ。それに久し振りのサウスポーなので、ソリミアノは相手にとって不足はないです。

■東洋タイトルはどういう位置づけ?
荒川　やっぱり日本を獲り、東洋を狙うのが当たり前だと思う。僕としては一つずつ段階を踏み、上に進んで行きたい。周りにも東洋のベルトを獲ることで、認めてもらえると思う。東洋はアジアで力を証明するベルトであり、世界へ進むためのベルトです。

■ソリミアノは同じサウスポー。どんな試合展開を予想する?
荒川　普段戦うオーソドックスより距離が近くなる。ソリミアノはアマ出身でテクニックもあり、フィジカルも強い選手ですから、僕も被弾は覚悟している。クリーンヒットをどれだけ避けられるか…。最初から出てくるでしょうし、同じサウスポーですから、左には要注意ですね。

■ソリミアノは24歳と若く、11勝(7KO)1分と無敗。警戒するポイントは?
荒川　これは"勢い"ですね。ソリミアノは世界のリングに出ようとしているし、やる気満々で乗り込んでくるでしょう。それと若いということは、成長過程が未知数で不気味です(笑)。試合ではどういう仕掛けをしてくるのか、ポイントを取られず、見極める必要があります。

■モバイルユーザー・ファンにメッセージを!
荒川　10月4日は、観客の皆さんが観ていて飽きない試合、観て良かったと思える試合をします!　東洋タイトルを獲りますので、応援お願いします。

「ボクモバの目」
　東洋太平洋ライト級王座を争うジェイ・ソリミアノ(比国)は、フィリピンボクシング界が"次期世界王者候補"と期待を寄せる新鋭である。
　荒川仁人は"ライト級アジア最強"を証明し、世界のリングに前進することができるのか…。

■東洋太平洋ライト級王座決定12回戦
WBC世界同級7位・荒川仁人(八王子中屋)VS東洋同級1位ジェイ・ソリミアノ(比国)
■日時:10月4日(火)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:八王子中屋ジムTEL.042-622-7222