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今週末は、ヘビー級の世界戦が開催される。サウジアラビアで20日、ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、前王者のアンソニー・ジョシュア(英国)と再戦する。
190cm+時代のヘビー級
いまヘビー級のトップ戦線で活躍している世界の強豪たちの身長を見てみると、190cm以上の選手がほとんどだ。今週末にリングに上がるジョシュアの身長は198cmで、ウシクは190cm。ウシクはヘビー級の一つ下のクルーザー級時代に4団体統一を果たすほど、技術面は秀でているが、ヘビー級の中では、ボディフレームが決して大きい方ではない。フェイスオフで向かい合った姿を見ても、ジョシュアとの身長差を感じるほどだ。
但馬ミツロ(KWORLD3)
今回のヘビー級戦で注目したいのは、身長差8cmの攻防だ。パワーに頼らないスピードと試合の組み立てで、実力を発揮してきたウシクは、身長180cmで世界を目指す、但馬ミツロ(KWORLD3)が参考にしやすいボクサーだろう。
体重の上限がないヘビー級は、計量を何キロでクリアするかを見るのも楽しみの一つ。110キロ前後で試合を迎えると予想されている、ウシクの体重も気になる。ちなみに、8月14日に但馬が日本タイトルを獲得したときの前日計量は、120.0キロだった。