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関西で絶大な人気を誇る格闘家の皇治(33)と、ヒロキングこと福重浩輝(29=KWORLD3)が13日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で、JBC(日本ボクシングコミッション)管轄外で行われた、ABEMAの番組特別企画「ABEMAスペシャルマッチ」を行った。
エキシビションマッチは、3分3ラウンド、10オンスのグローブで、判定決着はつかないルールで行われた。
エキシビションマッチは、3分3ラウンド、10オンスのグローブで、判定決着はつかないルールで行われた。
勝敗はつかず
「皇治」コールと「ヒロキング」コールが沸き起こる中、皇治がジャブを飛ばす中、ヒロキングは左フックを返した。2回、ヒロキングが左ボディを突き刺せば、皇治も右アッパーを返して応戦。ヒロキングは、左フックを叩きつけると、左右フックを繰り出した。3回、両者とも真っ向から打ち合い、意地の張り合いは最後まで続いた。
「ボクシングを盛り上げていく」
会見に臨んだヒロキングは「倒しに行ったが、相手が上手かった。リング上で最高の殴り合いができた」と笑顔を見せると、「課題もわかったので、もっと練習してボクシングを盛り上げていきたい。自分の持ち味を出して、3150FIGHTを盛り上げていく」と、この経験を糧にさらなる飛躍を誓った。
「ボクシングファンの前でできて良かった」
続けて会見に臨んだ皇治は「ガッツはあるが、自分とはキャリア違う。技術はこれからではないか」と拳を交えたヒロキングを称えると、「ボクシングファンの皆さんの前で、ボクシングができたことに感謝している」と語った。
「ボクシングをもっとメジャーにしていきたい」
亀田興毅ファウンダーは「2人ともよく頑張ったと思う。皇治もイシイ選手(サトシ・イシイ)も、他の格闘技からボクシングのリングに上がったが、4回戦ボクサー相手でも難しいことがわかったと思う。ボクシング界の人間として、その魅力を伝えていきたい。ボクシングをもっとメジャーにしていきたい」と熱く語った。