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日本ヘビー級1位の但馬ミツロ(27=KWORLD3)が14日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催された「3150FIGHTvol.3」のメインイベントで、韓国同級王者のイ・ソンミン(31=韓国)と空位の日本ヘビー級王座を争った。
国内最短記録更新となる2戦目でのタイトル挑戦の但馬が魅せた!
国内最短記録更新となる2戦目でのタイトル挑戦の但馬が魅せた!
初回KO!
イのパンチをブロックした但馬は、ジャブで顔面を捉えると、左ボディからアッパーを織り交ぜたコンビネーションで攻勢。防戦一方になったイを見て、レフェリーが試合をストップした。
「作戦通りに勝てた」
デビュー戦に続き、初回KO勝ちでベルトを巻いた但馬は「パンチ力を確認して、攻めていく作戦だった。イメージしていたよりパンチは重たかったが、自分のガードを崩すほどではなかった」と話すと、「ジャブに手応えを感じた。感触があったので、このままレフェリーストップに持ち込もうと思った」と会心の勝利に胸を張った。
「記憶に残るボクサーになる」
2戦目でのタイトル獲得で、国内王座最短記録を大幅に更新した。しかし、「ただの記録に過ぎない。自分の中では価値はない」とキッパリ。それでも「日本チャンピオンになるのは当たり前。ただ、リングでそれを証明できてうれしかった。偉大な先人に続くような、記憶に残るボクサーになる」と語った。
日本人初の世界ヘビー級チャンピオンといういう、大きな夢に向かって、まず1本目のベルトを手にした。
日本人初の世界ヘビー級チャンピオンといういう、大きな夢に向かって、まず1本目のベルトを手にした。
亀田興毅ファウンダー
全試合終了後、亀田興毅ファウンダーは、「コロナ禍の中だが、いろいろなものを詰め込んだイベントで、公平な場を作りたかった。外国人も強い選手を呼んだ」と話すと、「メインイベントとセミファイナルは、タイトルマッチにふさわしい試合だった」と大会を総括した。
9月17日(土)にメルパルクホール大阪で「3150 FIGHT SURVIVALvol.1」、2023年1月6日(月)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で「3150FIGHTvol.4」を開催することを明かした。
9月17日(土)にメルパルクホール大阪で「3150 FIGHT SURVIVALvol.1」、2023年1月6日(月)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で「3150FIGHTvol.4」を開催することを明かした。