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注目のタイ人対決! 軽量級大国タイが誇るミニマム級の世界王者と元世界王者が20日、タイ・チョンブリで対戦した。WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級スーパー王者のノックアウトCPフレッシュマート(31=タイ)が、前WBC(世界ボクシング評議会)同級王者ワンヘン・カイヤンハーダオジム(36=タイ)を相手に、V15戦に臨んだ。
ノックアウトが判定でV15達成
序盤は、ジャブの差し合いからスタートした、現王者と元王者のタイ人対決。派手なパンチを織り交ぜるノックアウトに対して、ワンヘンはジャブから右ストレートをボディに繋ぎ、共に譲らず、ペースを奪い合いあった。次第に近距離でのパンチやクリンチが増えてくる中で、9回には、ワンヘンが右ストレートをヒット。ノックアウトは終盤戦でプレッシャーをかけて、大きなパンチで印象付けると、ワンヘンもジャブから右を伸ばし、最後まで手を出して終了。判定は3-0(116-112、119-109、117-111)で、ノックアウトの勝利、防衛回数を15に伸ばした。
タイ人対決を制したノックアウトの戦績は、24戦全勝(9KO)。ポイント差以上の内容を見せるも敗れたワンヘンは、58戦55勝(19KO)3敗とした。