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タイ・チョンブリで対戦する、WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級スーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(31=タイ)と、前WBC(世界ボクシング評議会)同級王者のワンヘン・カイヤンハーダオジム(36=タイ)が19日、前日計量で顔を合わせた。
ミニマム級の世界トップ戦線は今、大きく動き始めている。昨年の暮れから世界タイトルのベルトが2本相次いで、フィリピンから中南米へ渡っている。そんな中で行われるタイ人対決、ミニマム級のスーパーチャンピオンに前チャンピオンが挑む重要な一戦から目が離せない。WBO世界チャンピオン谷口将隆(28=ワタナベ)のライバルチャンピオン達を要チェック!
ノックアウトvsワンヘン
ミニマム級リミット47.6kgをノックアウトは、200g少ない47.4kgでクリア。ワンヘンは、100gアンダーの47.5kgでパスをした。
ここまで23戦して、全勝(9KO)とキャリを積んでいるノックアウト、14年10月にカルロス・ブイトラゴ(30=ニカラグア)を敗り、暫定ながら世界初掲冠。その後は、3度の暫定王座防衛を経て正規王者となると、防衛テープを11に伸ばした。更にスーパー王座に昇格して3度王座を守ると、合計14度の防衛を果たしている。
対するワンヘンは、2020年11月に同門のパンヤ・プラダブスリ(31=タイ)を相手に疑惑の判定で初黒星を喫すると、当時は世界記録だった連勝記録も、54連勝でストップ。その後の再戦でも敗れたワンヒンは、ターゲットをWBC王者のこちらも元同門のノックアウトに移し、世界王座返り咲きを狙う。