ガルシアが元世界王者と前日計量

　元WBC(世界ボクシング評議会)ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(23=米)が、再起2戦目を迎える。米国ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナ(旧ステイプルズ・センター)で16日、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級王者ハビエル・フォルトゥーナ(33=ドミニカ共和国)と前日計量を終えた。

*S.ライト級12回戦、ガルシアvsフォルトゥーナ戦は、日本時間17日午前9:00よりDAZNで配信が開始される。

　ライト級12回戦で再起2戦目を行うガルシアは、契約リミットの63.5kgより100g軽い63.4kgでクリア。フォルトゥーナは、200gアンダーの63.2kgで秤を降りた。

　昨年7月に決行される予定だった両者の対戦。しかし、ガルシアが精神的な病を告白し、長期間の休養で試合はキャンセルとなっていた。その後、ガルシアは今年4月にエマヌエル・タゴエ(33=ガーナ)を相手に、判定勝利で1年4ヶ月ぶりにカムバック。再びライト級で世界王者返り咲きを狙う。

　対するフォルトゥーナは、昨年7月にジョセフ・ディアス(29=米)とWBC世界ライト級暫定王座を争い、判定負けとなるも、今年2月に地元ドミニカ共和国で初回KO勝利の再起に成功して、再びガルシアと拳を交えることになった。

　試合をプロモートするのはゴールデン・ボーイ・プロモーションズ。米国ではDAZNが生配信を行う。