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前WBO-APフェザー級チャンピオンの森武蔵(22=志成)が13日、井岡一翔(志成)の世界王座防衛戦のアンダーカードに登場。大田区総合体育館で行われた、WBO-APフェザー級14位のプレスコ・カルコシア(比)とのスーパーフェザー級8回戦で、再起戦に臨んだ。
冷静な試合の組み立てを披露
ジリジリと距離を詰めながら、ワンツーを軸に丁寧なボクシングを披露した森武蔵。1年以上のブランクを感じさせない戦いぶりは、安心感を与えた。8回にはダウンを奪って、勝負に出たが、詰めきれず。それでも、大差判定勝利で再起戦を飾った。
判定勝利で再起戦を飾った森武蔵!
「久々だから、安全に行った」と切り出した森は「前回の清水聡(大橋)戦の後に、ベルトも世界ランキングもなくなり、音信不通になった人もいる中で、支えててくれて、ついて来てくれた人たちに恩返しがしたい」と、込み上げる気持ちを抑えながら、周囲のサポートに感謝した。
1年2ヶ月ぶりの試合に関しては「やりづらかった。フィリピン人特有の柔らかさがあったが、ボディとジャブが入っていたので、相手があまり出てこなかった。大振りからクリンチがセットでクリンチ前提で来てたので、バックステップなどでもっと対応できればよかった」と振り返った。
強い森武蔵が帰ってきた!
移籍しての再スタートを、判定勝利で飾ることができた森武蔵。同門の井岡一翔に話が及ぶと「井岡さんのことは尊敬しているが、井岡さんのボクシングは、自分のボクシングではない。でも、(井岡さんから)メンタル面、ガードなどを吸収している。清水戦までは打たせて打っていた。今はディフェンスをしっかりして、打つ練習をしている。次はもっと良い試合をします」と、更なる成長を目指すとした。今後に関しては、フェザー級に拘らないとした。
採点表