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WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の重岡優大(25=ワタナベ)が6日、熊本県立総合体育館で開催された「WATANABE PROMOTION」のメインイベントにて、同級11位のクリス・ガノーサ(27=比国)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
初の凱旋試合に臨んだ重岡のパフォーマンスに視線が注がれた。
初の凱旋試合に臨んだ重岡のパフォーマンスに視線が注がれた。
重岡優大(ワタナベ)がKO勝ち!
初のメインイベンターを務めた重岡が、最後はワンパンチで決めた。序盤からジャブから力強い右フックで攻め立てると、ガノーサの左にも冷静に対応。3回、渾身の左ボディブローで倒すと、レフェリーはすぐに試合をストップした。重岡が見事に初防衛を果たした。
セコンドに就いた弟に感謝した
「熊本に、重岡兄弟あり!」。地元のファンの前で、これ以上ない勝ちっぷりを見せた重岡は「パンチは当たっていそうで当たっていなくて、力んでいて動きが硬かった。しかし、この硬さも想定内だった」と話すと、横にいた弟の銀次朗も「悪い硬さではなかった。相手にとってプレッシャーになっていた」とフォローした。
初の兄弟での試合を最高の勝ちで終えた
「右フックで倒そうとこだわっていたが、インターバル中に銀次朗が『左ボディアッパーが当たるぞ』とアドバイスしてくれた。初めてしっかりと当たったパンチで、手応えを感じた」と自分の試合後にもかかわらず、すぐに兄のセコンドに就いた弟に感謝した。プロ入り後、初めての兄弟での競演を最高の形で締めた。
初の兄弟での試合を最高の勝ちで終えた
「右フックで倒そうとこだわっていたが、インターバル中に銀次朗が『左ボディアッパーが当たるぞ』とアドバイスしてくれた。初めてしっかりと当たったパンチで、手応えを感じた」と自分の試合後にもかかわらず、すぐに兄のセコンドに就いた弟に感謝した。プロ入り後、初めての兄弟での競演を最高の形で締めた。
熊本を盛り上げる!
試合前のウォーミングアップ中にも、弟の試合が気になっていたという。「(銀次朗が)4ラウンドで倒したが、自分は3ラウンドでKOしたので、自分の勝ちですね」と話し報道陣を笑いに誘った。
初の凱旋試合で、相当な重圧があったようで、「内容はどうであれ、ここを乗り越えることができたのは自分の中で大きい。熊本には重岡兄弟がいるので、これからもファンを楽しませていきたい。良いスタートを切ることができた」と再び、熊本で試合がしたいと語った。
初の凱旋試合で、相当な重圧があったようで、「内容はどうであれ、ここを乗り越えることができたのは自分の中で大きい。熊本には重岡兄弟がいるので、これからもファンを楽しませていきたい。良いスタートを切ることができた」と再び、熊本で試合がしたいと語った。
「今までで一番強かった」
一方、最後はボディブローに沈んだガノーサは、「それまでは相手のパンチを受けていたが、ボディにもらって呼吸ができなくなった。(重岡は)これまで戦った中で、一番強かった」と潔く敗戦を受け入れた。
京口紘人(ワタナベ)
この試合を観戦した、同門でWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)は「初回から相手を飲み込んでいて、KOは時間の問題だった。メインイベンターなので、盛り上げないといけないという気持ちを感じた。強さを見せて良い内容だった」と後輩の試合を絶賛した。