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日本スーパーフェザー級10位の中井龍(24=角海老宝石)を直撃! アマチュア46戦30勝(15RSC)16敗を経てプロに転向。デビュー戦は引き分けたが、ハードマッチメークで着実に力をつけると、今年5月に日本ランカーの高畑里望(42=ドリーム)を撃破。ランキング入りを果たすと、5月の月間新鋭賞を受賞した。
「世界チャンピオンになるためにここにきた」
兵庫県出身の中井は、西宮香風高校ボクシング部で活躍すると、アマチュア2冠を達成。その後、知人の紹介で角海老宝石ジムに入門した。「このジムでなかったら、ボクシングは続けていなかった。世界チャンピオンになるためには、ここしかなかった」と、決して多くは語らなかったが、所属ジムに感謝している。
6戦4勝(2KO)1敗1分
中井は「自分に良いと思ったものは取り入れている」と国内外、過去の名勝負、さらにジム内でのスパーリングなど、ありとあらゆる選手の動きを見ているという。
「最後にどこまで行けるかが大事」
4戦目で、現日本王者の宇津木秀(28=ワタナベ)とノンタイトル戦で対戦。初回にダウンを奪う絶好のスタートを切ったが、後半に追い上げられて惜敗した。しかし、存在感を示すには十分な内容だった。その後、ホープの保坂剛(25=三迫)に競り勝ち、高畑に勝利した。
念願のランキング入りを果たしたが「最後にどこまで行けるかが大事」と、まだ始まったばかりだと言わんばかりだった。
念願のランキング入りを果たしたが「最後にどこまで行けるかが大事」と、まだ始まったばかりだと言わんばかりだった。
作戦遂行能力の高さを見せる
「勝つために必要なことをしているだけ」と話したが、サウスポースタイルから、相手によって戦法を変える作戦遂行能力の高さを見せる。
中井龍の次戦に期待!
「すべては条件次第だが誰とでも戦うし、誰とやっても勝てる」。「世界チャンピオンになるために命を懸けて戦う。いつになるかわからないけど、必ず世界のベルトを巻く」と口数は少なかったが、一つひとつの言葉からは覚悟と決意のほどが感じられた。