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元日本・OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ライト級王者の荒川仁人氏(40=八王子中屋→ワタナベ→引退)が14日、後楽園ホールにて開催された「ダイヤモンドグローブ」で、IBF世界同級13位の三代大訓(27=ワタナベ)とのエキシビションマッチと引退式を行った。
2004年2月にデビューした荒川氏は、数々の地域タイトルを獲得すると、2013年7月に米国テキサス州でWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、ファンの記憶に残る大激戦を繰り広げた。その後もタイトル戦のリングに上がり、後楽園ホールを盛り上げた名選手だった。2019年4月にロシアで行われたWBOインターナショナル王座戦が最後の試合となった。
リング上でコールされた荒川は、満員の会場からの温かい拍手で包まれた。
2004年2月にデビューした荒川氏は、数々の地域タイトルを獲得すると、2013年7月に米国テキサス州でWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、ファンの記憶に残る大激戦を繰り広げた。その後もタイトル戦のリングに上がり、後楽園ホールを盛り上げた名選手だった。2019年4月にロシアで行われたWBOインターナショナル王座戦が最後の試合となった。
リング上でコールされた荒川は、満員の会場からの温かい拍手で包まれた。
三代大訓(27)とのエキシビションマッチ
三代とのスパーリング後にマイクを握った荒川氏は「現役を引退したのは3年前で、本来なら2年前に引退パーティーをする予定だったが、コロナ禍で緊急事態宣言が発令されたため、(引退パーティーは)中止となった。そんな時に会長から『引退式をやらないか』と声をかけていただいた」と、渡辺均会長に感謝の気持ちを言葉にした。この日、荒川の最後の雄姿を見届けるべく、200名がチケットを買って会場まで駆けつけたという。
生涯戦績:41戦32勝(18KO)7敗2分
「キャリア15年半で、勝ったり負けたりだった。世界を獲れなかったのは、自分自身が至らなかったから。しかし、皆が期待してくれて本当に嬉しかった」。「こんな自分ですが、これからも叱咤激励してもらえたらと思う」と挨拶した。
荒川さん、おつかれさまでした。
今後は、昨年4月に東京都府中市にオープンした「Fitness&Boxingジャパニーズロッキー」の代表として、ボクシングの魅力を伝えていく。