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日本ライト級7位の齋藤眞之助(26=石川)が12日、イケメン淳(31=三谷大和)を迎えて、地元アリーナ立川立飛で開催された「TACHIHI Presents GENKOTSU.5 立川立飛大会」のメインイベントに登場。62.0kg契約8回戦の試合に臨んだ。
フルマークの判定勝ち
試合は、齋藤が立ち上がりから速さと距離感で、イケメンを終始圧倒。的確な有効打でポイントを稼いで、ジャッジ3者からフルマーク(80-72)の支持を集めて完勝。日本ランカーらしく、格の違いを見せつけた。
「自分のペースで試合をできた」
試合後、控え室外の通路で取材に応じた齋藤は、「練習してきたことを出せて、自分のペースで試合をできた」と涼しい表情で淡々と話した。
「2人で勝てて嬉しい」
この日、3試合目に出場し、3年ぶりに勝利を飾った同門の大野に対し「仲間でありライバル、お互いを高め合う存在。スパーリングでは熱くなりバチバチになる」と語ったが齋藤だが、共に地元立川で勝利を飾れたことに2人で笑顔を見せた。
「地道に練習を重ねる」
今後タイトル挑戦への期待も寄せられる齋藤だが「チャンスがあればやりたいけど、前ばかり見ずに、地道に練習を重ねて行きたい」と静かに語り、勝って兜の緒を締めた。
「KOで倒して欲しかった」
石川久美子会長は、齋藤のフルマークでの完勝にも「KOで倒して欲しかった」と辛口のコメントだったが、続けて「最近、ボクシングをわかってきている。距離感をもっと磨いていきたい」とも語った。物静かな性格からジム内で『サイレントアサシン』と呼ばれている齋藤に対し、「クールな試合運びで勝ち続けて欲しい」と、更なる成長を期待した。