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米国・アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで21日(日本時間22日)、元世界王者同士がWBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級暫定王座決定戦に挑んだ。元WBC同級王者のデビッド・ベナビデス(25=米)と、元IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者のデビッド・レミュー(33=カナダ)が、暫定王座をかけて激突した。
ベナビデスがダウンを奪って世界王座返り咲き
サイズで大きなアドバンテージを持つベナビデスは初回終了間際、カウンターで左フックを撃ち抜くと、レミューは大きくバランスを崩し、コーナーに後退。追撃の連打で早くもレミューをKO寸前に追い込んだ。続く2回、ベナビデスは開始早々に今度は左アッパーを突き上げ、レミューがダウン。レミューにとって苦しい展開となる中で3回、ベナビデスのワンツーが決まり、再びグラつくと、コーナーから棄権の意思表示が入り試合終了。ベナビデスが、3回1分31秒TKO勝利でWBC暫定王座を獲得した。
正規王者カネロとの対戦はあるか
WBC同級正規王者には4冠統一王者サウル”カネロ”アルバレス(31=メキシコ)が君臨。しかし、先日のライトヘビー級挑戦で敗れ、今後のプランが不透明となっている。そんな中、スーパーミドル級で存在感を示す勝利となったベナビデスも、今後カネロの対戦相手候補として挙がってきそうだ。
暫定ながら世界王座を再び獲得したベナビデスの戦績は、26戦全勝(23KO)。自慢の強打を見せられず敗戦となったレミューは、48戦43勝(36KO)5敗とした。
暫定ながら世界王座を再び獲得したベナビデスの戦績は、26戦全勝(23KO)。自慢の強打を見せられず敗戦となったレミューは、48戦43勝(36KO)5敗とした。