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米国・ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで30日(日本時間1日)、大注目の好カードとなるスーパーフェザー級王座統一戦が開催された。WBC(世界ボクシング評議会)王者のオスカル・バルデス(31=メキシコ)と、WB0(世界ボクシング機構)王者シャクール・スティーブンソン(24=米)が、それぞれのベルトを掲げてリングに上がった。
スティーブンソンが大差判定勝利で王座統一
序盤からWBO王者のスティーブンソンが流れを掌握。サウスポースタイルから距離を測り、左ストレートを差し込んでいくと、バルデスはプレッシャーをかけてボディを狙う。中々パンチを打ち込めないバルデスに対し中盤の6回、突っ込んできたところにスティーブンソンが右フックを合わせ、追撃でロープ際でダウンを奪った。その後もスティーブンソンが距離を支配して、次第に左ストレートも何度も打ち込み一方的な展開となる。試合は最終回まで進み、最後まで前に出たバルデスだったが、スティーブンソンの牙城を崩せず終了のゴング。判定は3-0(117-110、118-109×2)でスティーブンソンが2冠王座を統一した。
WBCとWB0の世界王座統一を果たし、試合後にリング上でフィアンセにプロポーズして成功したスティーブンソンの戦績は、18戦全勝(9KO)。バルデスは初黒星を喫し、31戦30勝(23KO)1敗とした。
王座統一戦