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世界女子ライト級主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一王者のケイティ・テイラー(35=アイルランド)と、世界7階級制覇を果たした挑戦者のアマンダ・セラノ(33=プエルトリコ)が29日、米国ニューヨークにあるマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で前日計量を終えた。女子ボクシング史上最も注目を集めているスーパーマッチは、MSGで日本時間の5月1日午前8時過ぎから行われる。DAZNでライブ配信されるので、お見逃しなく!
MSG対決
ライト級リミット61.2kgを、テイラーは200gアンダーの61.0kgでクリア、セラノは600g少ない60.6kgで秤を降りた。
当初は2019年3月に対戦が決定していた両者だったが、コロナ禍の影響により延期となっていた。
4冠王者のテイラーはロンドン五輪で金メダルを獲得し、2016年11月に鳴り物入りでプロデビュー。翌年10月には空位のWBAライト級王座決定戦で世界初載冠すると、その後各団体を吸収し4団体を統一して行った。
両選手100万ドル越えの女子頂上決戦
セラノは、2011年9月にIBFスーパーフェザー級王座で初の世界王者を奪取。その後は階級を前後に渡り歩き、スーパーフライ級からスーパーライト級まで、女子ボクサー史上初となる世界7階級制覇王者となった。現在もWBO女子フェザー級王座を保持しながら、2階級上のライト級王座に挑戦する。
女子ボクシング史上初となる殿堂のMSGでメインイベントを行う両選手。ファイトマネーも破格の100万ドルを超え、大きな話題となっている。
女子スーパーミドル級4団体統一戦
またアンダーカードでもう一つ、女子世界スーパーミドル級王座の4冠統一戦が決行される。同級リミット76.2kgをWBC・WBO王者のフランション・クルーズ(34=米)は600g少ない75.6kgでクリア。対するWBA・IBF王者のエリン・セダルース(37=スウェーデン) は100gアンダーの76.1kgでパスした。こちらも見逃せない。