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元WBC(世界ボクシング評議会)世界ライト級暫定級王者のライアン・ガルシア(23=米)が9日(日本時間10日)、米国・テキサス州サンアントニオのアラモドームで再起戦を行った。139ポンド(63.0kg)契約12回戦でWBC世界ライト級9位のエマニュエル・タゴエ(ガーナ)と対戦した。
ガルシアがダウンを奪い判定勝利で再起
頭ひとつほど身長の高いガルシアは初回からプレッシャーをかけると、タゴエは足を使ってサークリング。すると3回、ガルシアがクリンチ際からの右でダウンを先制。その後、中盤もガルシアが攻め込めば、タゴエがクリンチとフットワークで交わし続ける展開。主導権はガルシアが握るも決定的な場面が作れない中10回、右ストレートを直撃させるも抱きつかれ追撃ならず、試合は最終回まで突入してそのまま終了。ガルシアが3-0(119-108×2、118-110)の大差判定勝利で再起に成功した。
エディ・レイノソからジョー・グーセンにトレーナーを変え、新コンビに手応えを掴んでいると語ったガルシアの戦績は22戦全勝(18KO)。消極的な試合運びで良いところのなかったタゴエは34戦32勝(15KO)2敗とした。