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元日本ユース・スーパーバンタム級王者の溝越斗夢(22=緑)が27日、愛知・刈谷市あいおいホールで開催された「GREEN Dream.16」のメインイベントに出場。56.5kg契約6回戦で、二瓶竜弥(23=DANGAN郡山)と対戦した。
昨年6月以来の再起戦に臨んだ溝越が、復活をアピールしたのか? それとも福島県郡山市から参戦した二瓶が勝ったのかーー。
昨年6月以来の再起戦に臨んだ溝越が、復活をアピールしたのか? それとも福島県郡山市から参戦した二瓶が勝ったのかーー。
二瓶竜弥(DANGAN郡山)が競り勝った
前半は、溝越がスピードを活かしたアウトボクシングでペースを掌握。相手を捕まえることができない二瓶だが、4回から左ボディから返しの右フックを好打。プレスを強めて積極的に攻め立てた。溝越も決定打を避けて、左右に動きながらカウンターを返して、試合終了のゴング。採点は割れたが、二瓶に軍配が上がった。
「自分のスタイルを貫いた」
アウェーで勝利を掴み取った二瓶は「相手は足を使う選手なので、ガードを固めて前に出る自分のスタイルを貫いた。クリンチになってもレフェリーに引き離されるまでパンチを打った。最初は捕まえることができなかったが、ボディを叩いたらガードが下がったので右を狙った」と試合を振り返り、判定に関しては「有効打ではこっちが上だったが、見栄えが悪かったのでドローだと思った。勝ち名乗りを受けてビックリした」と語った。
「全国どこへでも行く!」
趣味がパチンコだという二瓶だが、最近は負けが込んでいたという。しかし、「負けた分を取り返すことができた」と、笑顔を見せて筆者を笑いに誘った。
この勝利でA級(8回戦)に昇格した。二瓶は「これまでサウスポーに2敗しているので、苦手を克服したい。強い相手と戦っていきたい。フェザー級なら全国どこへでも行く!」と強敵との対戦を歓迎した。キャリア10戦で一度も地元で試合をしていない二瓶だが、KO勝ちは1度だけで、あとは判定勝ちなのが目につく。今後の二瓶の活躍に期待が高まる。
この勝利でA級(8回戦)に昇格した。二瓶は「これまでサウスポーに2敗しているので、苦手を克服したい。強い相手と戦っていきたい。フェザー級なら全国どこへでも行く!」と強敵との対戦を歓迎した。キャリア10戦で一度も地元で試合をしていない二瓶だが、KO勝ちは1度だけで、あとは判定勝ちなのが目につく。今後の二瓶の活躍に期待が高まる。
「勝ったと思ったが…」
一方、接戦を落とした溝越は「採点は人がつけるものなので仕方がないが、絶対に勝ったと思った。相手の動きも想定内で、自分のボクシングができていたと思う。納得がいかない」と採点に首を捻った。
採点表