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WBC(世界ボクシング評議会)世界ライトフライ級タイトル戦の前日計量が18日、京都市内の病院で行われ、チャンピオンの矢吹正道(29=緑)と挑戦者でランキング1位の前チャンピオン、寺地拳四朗(30=BMB)は、揃って一回でクリアした。
昨年9月22日の世界初挑戦で、拳四朗の9連続世界王座防衛を阻止した矢吹が明日(3月19日)、拳四朗の地元京都に再度乗りこんで、初防衛戦を迎える。WBCの世界戦では、異例の「ダイレクトリターンマッチ」がファンのみならず、ボクシング関係者の注目も集めている。
日本人男子選手による今年最初の世界戦は、京都市体育館から「Abema TV」が無料ライブ配信することが決まっている。配信開始は、13:30。第一試合からお見逃しなく!
矢吹正道(緑)48.8kg
この日もデビュー戦の時から愛用しているという、1枚3〜5千円程度するアルマーニのパンツを着用して計量に臨んだ矢吹は、リミットまで100グラム残して、48.8kgで先に計量を終えた。
もう一回世界チャンピオンになる!
ドリンクとどら焼きで、リカバリーすると「今日はサイゼリアに行って、その後はホテルの近所で焼肉かうなぎを食べます。肉というよりご飯を食べる感じで。これまでスッポンとか、いろいろ試したけど、今回はイカ墨パスタとミラノ風ドリアです。2〜3週間前にサイゼリアに行ったら、次の日の調子が良かった。庶民的なほうが合っているんで」と話すと、前回はすき焼き弁当だったが、「ゲン担ぎはしないほうなんで。お互い自信がある者同士で、それがぶつかるだけの試合。お互い本調子でやれるので、いい試合になる。もう一回チャンピオンになるつもりでやります。自信もあります」と、気合を入れた。
寺地拳四朗(BMB)48.7kg
自身11回目となるライトフライ級の世界戦前日計量を48.7kgでクリアした寺地は、ドリンクとレトルトのサムゲタンスープをかみしめるように堪能した。
KOでリベンジを誓った拳四朗!
ダイレクトリターンマッチを明日に控える拳四朗は、「前回とはコンディションがまったく違う。良い練習ができた。勝つことに集中。あとはやるだけ。自分が一番強い。その自信を取り返したい。注目されているのはありがたい。勝って、より知名度を上げたい」と、リベンジを誓い、理想の勝ち方を問われると「KO」とキッパリ答えた。
■検診結果
王者:矢吹正道(緑)
血圧:138/77 mm/hg
脈拍:76/分
体温:36.1℃
挑戦者:寺地拳四朗(BMB)
血圧:126/92 mm/hg
脈拍:74/分
体温:36.2度
王者:矢吹正道(緑)
血圧:138/77 mm/hg
脈拍:76/分
体温:36.1℃
挑戦者:寺地拳四朗(BMB)
血圧:126/92 mm/hg
脈拍:74/分
体温:36.2度