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3月19日(土)に初防衛戦を迎える、WBC(世界ボクシング評議会)世界ライトフライ級チャンピオン矢吹正道(29=緑)が12日、オンラインで練習を公開した。昨年9月22日に自身初の世界挑戦で、WBCの”緑のベルト”を巻いた矢吹は、「ダイレクトリターンマッチ」のため、挑戦者で前チャンピオンの寺地拳四朗(30=BMB)の地元京都に乗り込む。
3月11日の予備計量は50.2kg
この会見に先立ってWBCは、11日に行われた試合1週間前の予備計量の結果を報告。チャンピオンの矢吹が50.2kgで、挑戦者の拳四朗は50.1kgだった。ライトフライ級のリミットは48.97kg。
これまでのキャリアで最高の出来!
昨日(3月11日)最後のスパーリングを打ち上げた矢吹は、タイトル挑戦した9月の試合前と同様に12ラウンドのスパーリングも3、4回は消化したことを明かした。
世界チャンピオンになってからは、仕事はせずにボクシングだけに集中し、朝は10キロの走り込みをするなど、順調に仕上げてきた。「キャリアの中で、一番自信がある」。この日披露した数ラウンドのシャドーだけで、十分にその充実ぶりが伺えた。それでも、油断することもなければ、過信した様子も全く見せず、淡々と「一度戦ったことのある相手なので、何をやればいいかわかっている。相手が嫌がることをする」と画面越しに取材に答えると、「ジャブと距離感が良くて、スタミナもあって、タフ」と拳四朗の長所を挙げた。
松尾会長・矢吹・加藤トレーナー
会見に同席した緑ジムの松尾敏郎会長は、「ボクシングをしている時は、風格も出てきた。期待できる」と太鼓判を押すと、加藤博昭トレーナーも「チャンピオンになってからの成長が著しい」とうなずいた。
3月19日(土) 第一試合開始は14時に変更