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OPBF東洋太平洋ボクシング連盟が18日、最新ランキングを発表した。まずは、スーパーフェザー級。この階級は、チャンピオン木村吉光(25=志成)を筆頭に、2位・渡邉卓也(33=DANGAN AOKI)、4位・坂晃典(30=仲里)、5位・力石政法(27=緑)、11位・中川兼玄(26=角海老宝石)、12位・波田大和(25=帝拳)らが名を連ねている。そして、今月から前田稔輝(25=グリーンツダ)が14位にランクインした。
直近では、波田の試合が3月5日(土)に後楽園ホールで行われる。日本ランキング14位の齊藤陽二(26=角海老宝石)と8回戦で対戦する波田は、KO率83% 、戦績12戦11勝(10KO)1敗(1KO)と、ワクワクする選手。ただ、齊藤も関係者が目を光らせている期待の新鋭。判定で敗れはしたものの、昨年9月には、大型ホープ木村蓮太朗(24=駿河男児)から2度ダウンを奪って、注目を集めている。
1月に日本王座初防衛に成功した石澤開(25=M・T)がミニマム級の2位に上がった。この階級は、石澤以外にも実力派の日本人選手達が多くランクインしている。1位・重岡優大(24=ワタナベ)、3位・田中教仁(36=三迫)、4位・重岡銀次朗(22=ワタナベ)、8位・小浦翼(27=E&Jカシアス)、13位・森且貴(22=大橋)。チャンピオンのメルビン・ジェルサェム(27=比)は、今月26日に格下のノーランカーを相手に、ノンタイトル8回戦で調整試合を行う。世界とも直結する激戦階級から目が離せない。
今年は特に面白くなりそうなライト級にも動きがあった。今月8日に日本タイトルを獲得した宇津木秀(27=ワタナベ)がOPBFでもランキングを5位に上がってきた。この階級は、WBOアジアパシフィックとOPBFの2冠王者・吉野修一郎(30=三迫)を筆頭に、日本勢がトップ戦線でしのぎを削っている。
1位は、WBC世界ランキング12位にも入っている中谷正義(32=帝拳)。昨年は、ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)とラスベガスで対戦して、世界戦線への仲間入りも果たした。
2位は、三代大訓(27=ワタナベ)。OPBFスーパーフェザー級王座を返上し、ライト級を主戦場に更なる高みを目指している。
3位は、スーパーフェザー級の元世界チャンピオン伊藤雅雪(31=横浜光)。昨年7月の再起戦では、元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏とのサバイバル戦を制して、健在ぶりを十分にアピールした。
いずれも世界で活躍できる実力者達だが、ライト級は主要4団体の王座をジョージ・カンボソスJr.(28=豪州)が統一している。WBCの正規王座にはデビン・ヘイニー(23=米国)。2月19日(土)にロシアで試合を迎えるホルヘ・リナレス(36=帝拳)も現在。世界ランキングを見ると、世界の猛者が一堂に会している。百花騒乱のライト級戦線から目が離せない。
※世界の主要4団体
WBA(世界ボクシング協会)
WBC(世界ボクシング評議会)
IBF(国際ボクシング連盟)
WBO(世界ボクシング機構)