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米国・ニュージャージー州アトランティック・シティのボーガッタ・ホテル・カジノで22日(日本時間)、PBCによる今年最初のイベントで、WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級王者ゲイリー・ラッセル.Jr(33=米)が、挑戦者2位のマーク・マグサヨ(26=フィリピン)を相手に約2年ぶりのV7戦を行った。この試合は 今年初の WBC世界タイトルマッチでもあった。
マグサヨが2-0判定で新王者
サウスポーの王者ラッセルはインファイトを仕掛けると、挑戦者マグサヨはアッパーを狙う序盤の展開。すると4回、ラッセルがマグサヨの入ってきたところへ右を合わせた際に右肩を痛め、ラウンド終了後にはドクターチェックが入った。試合は中盤に入ると右肩の痛みのせいで手数が減ったラッセルに対し、マグサヨが左右のフックで襲い掛かる。ラッセルは巧みに避け続けて終盤戦に突入、空振りが目立つもののマグサヨは攻勢を強めた。最終回もサークリングが中心となったラッセルに、マグサヨは最後まで攻め続けて試合終了。2-0(114-114、115-113×2)の判定でマグサヨが新王者となった。
全勝のまま世界初載冠となったマグサヨの戦績は24戦全勝(16KO)。約6年間守り続けたベルトを失ったラッセルは33戦31勝(18KO)2敗とした。
全勝のまま世界初載冠となったマグサヨの戦績は24戦全勝(16KO)。約6年間守り続けたベルトを失ったラッセルは33戦31勝(18KO)2敗とした。