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元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者の山中竜也(26=真正)が18日、エディオンアリーナ(大阪府立体育会館・第2競技場)で行われた「REAL SPIRITS.77」のメインイベントの前にリングに上がり、現役復帰を宣言した。
山中は、2018年2月の防衛戦の後に硬膜下血腫が判明し、日本ボクシングコミッション(JBC)のルールにより、ライセンスが自動的に失効して引退。その後は、大阪市内で飲食店店主として第二の人生を歩んでいたが、復帰を模索しながら練習に励んでいた。
真正ジムは、今年1月にJBCに復帰を申請。JBCは12月9日にルールを改正し、一定の条件(37歳未満で、引退から3年未満、ランキングに入っていた選手)を満たす場合、ライセンスの再発行を認める新たな規程を設けた。
山中は、2018年2月の防衛戦の後に硬膜下血腫が判明し、日本ボクシングコミッション(JBC)のルールにより、ライセンスが自動的に失効して引退。その後は、大阪市内で飲食店店主として第二の人生を歩んでいたが、復帰を模索しながら練習に励んでいた。
真正ジムは、今年1月にJBCに復帰を申請。JBCは12月9日にルールを改正し、一定の条件(37歳未満で、引退から3年未満、ランキングに入っていた選手)を満たす場合、ライセンスの再発行を認める新たな規程を設けた。
「ライトフライ級で2階級制覇を目指す」
マイクを握った山中は「ルールが変更になり、真正ジムで復帰できることになりました。山下会長をはじめ、関係者に深く感謝したい」と言うと、「ライトフライ級で世界チャンピオンになって10回は防衛したい。そして妹の菫(すみれ)との世界王者を目指します」と世界2階級制覇と世界初となる兄妹世界王者を目標に掲げた。
山下正人会長は「復帰にあたり、審査やチェックをすべてクリアして日本で試合ができることになった。日本のボクシング界の新しい大きな一歩。もう一度、山中竜也と世界を目指していきたい」と語った。
山下正人会長は「復帰にあたり、審査やチェックをすべてクリアして日本で試合ができることになった。日本のボクシング界の新しい大きな一歩。もう一度、山中竜也と世界を目指していきたい」と語った。
ビッグ・サルダール戦
全試合終了後に囲み取材に応じた山中は「当初は、海外での復帰を考えていたが、ルールが変わり国内で復帰できることになり、本当に嬉しい」と喜んだ。最後の試合となったビッグ・サルダール(比国)戦後も「ずっとボクシングをやりたいと思っていた」とボクシングへの情熱が冷めることはなかった。
昨年12月からジムワークを再開
昨年の夏に真正ジムに相談して、昨年12月にジムワークを再開。「今の方が調子が良い」と手応えを掴んでいる。大阪市内で「おにぎり竜」を営んでいるが、「店もこれから続ける」とボクシングとの両立を図っていく。
山中竜也(真正)に次戦に注目!
復帰戦は、3月6日(日)にライトフライ級で予定されている。日本にはWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)、WBC(世界ボクシング評議会)王者の矢吹正道(29=緑)の2人のライトフライ級世界王者が君臨している。山中は「どのチャンピオンも強いが頑張って獲りたい」と王座返り咲きを誓った。
タレント揃いの国内ライトフライ級にまた一人、面白い存在が帰ってくる!
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