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WBA(世界ボクシング協会)世界スーパーバンタム級次期挑戦者決定戦が日本時間の12日、メキシコシティで開催された。リングには亀田和毅(30=TMK)とヨンフレス・パレホ(35=ベネズエラ)。
気になるのはスーパーバンタム級世界挑戦に関する優先順位。
気になるのはスーパーバンタム級世界挑戦に関する優先順位。
採点表
15歳からメキシコのリングを主戦場に戦ってきた和毅は、メヒコ凱旋勝利※判定(3-0)を挙げて喜びのコメントを寄せた。左右のフックをカギに試合に臨んだが、途中で右を痛めた。それでも「左だけでも大差判定で勝てたので、自信になった」と判定勝利に及第点をつけた。今年は2戦2勝で終えることができたことに「成長できた年」と振り返った。今後に関しては、WBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に勝利を挙げたことで、世界挑戦のチャンスは掴んだが、この日、アメリカでは、IBFの同級挑戦者決定戦が行われ、日本の勅使河原弘晶(三迫)を2回KOで下したマーロン・タパレス(比)が権利を掴んでいる。現在、WBAとIBFの王座はムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が統一しているため、どちらの挑戦者の試合が優先されるかは決まっていない。亀田和毅(TMK)は「WBAの指示待ちですね」とした。