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井上尚弥(28=大橋)との王座統一戦の話が何度もあがったWBO(世界ボクシング機構)世界バンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(31=比)が体調不良のため、前日計量の会場に現れず、試合は中止となった。プロモーターのプロベラムのによると、ウイルス性胃腸炎のためカシメロは病院に搬送された。
11日(日本時間12日)にアラブ首長国連邦のドバイで開催予定だったWBOバンタム級王者のカシメロとランキング1位のポール・バトラー(33=英国)によるWBO世界タイトルマッチは、キャンセルとなった。カシメロが計量失格となるのは、これが初めてではない。
カシメロの代役として、急きょ元IBF世界バンタム級王者のジョセフ・アグベコ(41=ガーナ)がバトラーと対戦することが発表され、この両選手は、すでに計量をクリア。共に53.52kgだった。
WBOバンタム級戦線は混乱が相次ぐ
現時点では、この試合がWBO世界王座決定戦になるかは承認待ちの状態だか、ガーナのニュースサイトでは、すでに世界戦と報道されている。バトラーとアグベコは今年6月25日に対戦の予定だったが、アグベコのビザの問題でウィリバルド・ガルシア(31=メキシコ)が代役に立てられ、この試合でバトラーが勝ち、WBOインターナショナル・バンタム級タイトルを獲得。カシメロへの指名挑戦権を得た。
WBOの承認待ちだが、バトラーは「WBOが世界タイトル戦と認めない場合には、リングに上がらない」と明言している。