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WBAスーパー・IBF世界バンタム級統一チャンピオンの井上尚弥(28=大橋)が7日、横浜にある大橋ジムでシャドーボクシング、サンドバッグ打ち、ドラムミット打ちなどで汗を流した。
12月14日(火)に東京・両国国技館で開催される2年ぶりの国内凱旋試合のチケットは、既に完売。「すごくありがたいですね。まだまだ油断できない状況ではありますけど、その中で会場に足を運んでもらえるっていうのは、やっぱりうれしいです。感染対策とかそういうのに気をつけながら、楽しんでもらえれば、14日の興行が成功するかなと思う。そこを気をつけてもらって、自分が最高の結果を出せれば、今年は最高の一年で終われると思うので、いろいろ楽しみですね」。後は最高のパフォーマンスでファンを魅了するだけ。
楽勝ムードが聞こえてきていることに関して「そういうファンの声もやっぱりあるんで。でも、自分はその中で組まれた試合をどうこなして、見てもらったファンに何を伝えられるかというのが、一番かなと思うので。相手がどうとか、誰とかではなく、今回の決まったこの試合を見てくれるファンが、何か感じてもらえればなという思いで自分はリングに上がるので。それを楽しみに、会場に来てくれるファンもいますし、今回のPPVを買って楽しみに待っていてくれるファンもいるわけなので。そういうファンの気持ちを背負って、2年ぶりの日本のリングに上がりたいなと思います」。
白一色の会場演出に期待
試合当日は、会場を白で統一するという演出について「それが実現すれば、すごい異空間というか、今までのボクシングの興行にはない世界が作れそうなので、自分もそこは楽しみにしていますし、協力してもらえるなら、すごくありがたいと思います。自分がリングから見る景色っていうのも、今までとは違う景色になると思うし、またその景色が自分にとってモチベーションにもなるので。黒い(チーム井上)グッズも中にはありますけど、なるべく白いものを身に着けて見てもらえれば。白色のグッズもあるので。白いTシャツも会場で販売する予定なので」とボクシング界に新しい風を吹かせてくれそうだ。