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[前日計量]2021.11.26

挑戦権を懸けて3年9ヶ月ぶりに激突!

 日本フェザー級挑戦者決定戦の前日計量が26日、都内のホテルで行われ、同級1位の渡部大介(30=ワタナベ)と同級2位の阿部麗也(28=KG大和)が会場に姿を現した。

 両者は、明日の27日(土)に後楽園ホールで開催される「DANGAN246」のセミファイナルで行われ、午後5時30分から「ZAIKO」で有料ライブ配信される。両者は2018年3月に対戦し阿部が判定勝ちしている。
「パワーとキレで勝負する」
 ランキング1位として挑戦者決定戦に臨む渡部。阿部戦後は6勝(4KO)2分と復調し「はじめの一歩」フェザー級トーナメントを優勝するなど自信をつけたという。

 渡部は「あらためて見ると皆、大きいなと思った」と国内フェザー級トップ選手4名が集まった計量会場での感想を口にした。162pの渡部に対し、阿部は172p。メインイベントで日本タイトルを争う王者の丸田陽七太(24=森岡)は180p、そして挑戦者の日野は175pといずれも10p以上の差がある。それでも「小さい分、小回りがきくのでショートパンチを効果的に当てて相手が嫌がるボクシングをしたい」と前向きに捉えている。

 「明日はパワーとキレで勝負する。積極的に攻めて一瞬の隙を逃さない」とリベンジを誓った。
ここを勝って3度目の王座挑戦へ
 一方、2019年9月のタイトル戦から連勝して挑戦者決定戦にこぎつけた阿部は「フットワークを使って自分の距離を保つことができれば普通に勝てる。相手は出て来てくれるので常にカウンターを狙う。ただ、いろいろなパターンも用意しているので、チャンスがあれば中盤くらいに倒したい」と勝利に絶対の自信を示した。

 明日は、メインイベントに日本フェザー級王座戦が組まれていて、勝者が来年のチャンピオンカーニバルで激突する。「DANGANさんが上手く演出してくれた。この中で自分がしっかりと勝ってアピールしていきたい」と明日の興行の主役の座を奪うつもりだ。

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