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英国・シェフィールドのウティリタ・アリーナ・シェフィールドで13日(日本時間14日)、マッチルーム・ボクシングがとIBF(国際ボクシング連盟)フェザー級タイトルマッチを開催。王者キッド・ギャラード(31=英)が、元IBFスーパーバンタム級王者キコ・マルティネス(35=スペイン)を相手に初防衛戦を迎えるも、衝撃の結果が待っていた。
マルティネスが右2発で王者返り咲き
初回、積極的に前に出てパンチを出すマルティネスに対し、スイッチを繰り返しリズムを取るギャラードという立ち上がり。続く2回も積極的に左右フックを振るマルティネスだが、3回には右眉から出血が見られた。ギャラードは細かくパンチを当てて、マルティネスに流れを掴ませずにいたが5回、残り15秒ほどでマルティネスがオーバーハンドの右フックを打ち抜きダウンを奪った。なんとか立ち上がりゴングに救われたギャラードだったが、次の6回、開始直後にマルティネスが再び右を振り抜くと、ギャラードは仰向けに倒れてレフェリーが試合をストップ。マルティネスが6回6秒TKO勝利で王座返り咲きとなった。
応援に駆けつけていた元WBC世界ミドル級王者のセルヒオ・マルティネス(46=アルゼンチン)と、喜びをともにしたマルティネスの戦績は54戦43勝(30KO)10敗2分。凱旋初防衛戦に敗れたギャラードは30戦28勝(17KO)2敗となった。