試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
東日本新人王準決勝(第2部)が3日、後楽園ホールで開催され全9試合が行われた。勝者は、12月19日(日)に同会場で行われる東日本新人王決勝戦に出場する。
第9試合ミドル級4回戦では、ロイ柄本(23=E&Jカシアス)と岡村弥徳(23=八王子中屋)が対戦した。
第9試合ミドル級4回戦では、ロイ柄本(23=E&Jカシアス)と岡村弥徳(23=八王子中屋)が対戦した。
岡村弥徳(八王子中屋)が判定勝ち
岡村がジャブを軸にポイントをピックアップし勝利した。初回、柄本がスピードを活かした攻撃で先手を奪いにいくが、岡村はジャブを浴びせて相手の左目下を腫れさせた。これでリズムに乗った岡村はジャブで顔を弾きポイントを加点。距離を詰めてくる相手にジャブを当てて着実にポイントを稼ぎ勝利した。
「盛り上がる試合をしたかった」
連勝した岡村は「ジャブで相手があんなに腫れるとは思わなかった。倒しに行こうとしたが、リスクを冒さず戦ったのが反省点。お客さんから面白いと思われる試合がしたかった」と喜びながらもしっかりと反省した。
「次は倒しにいく」
今年9月のデビュー戦では、俳優で元世界ランカーの赤井英和氏の長男でアマチュア経験がある赤井英五郎(27=帝拳)に初回KO勝ちした。デビュー戦の感想を聞かれた岡村は「相手は知名度がある選手だったが、試合前に自分より強い選手とスパーリングをしていたので自信があった。注目されていない中で勝つのはうれしい」と話した。赤井戦に続く勝利に少しずつ自信をつけてきたようだ。
アマチュア経験なしの23歳は「次の相手は自分より身長が高くてサウスポーなんですよね?こういった相手は初めてですしどうしようかな…。自分はネガティブなもので…」と話したが持ち前の勝負強さを発揮し東日本新人王のタイトルを手にするつもりだ。