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WBC世界ヘビー級タイトルマッチが10日、米国ラスベガスで開催された。この試合が3度目となる王者タイソン・フューリー(33=英国)とデオンタイ・ワイルダー(35=米国)の対決は、2人合わせて5度のダウンシーンで超満員の会場をヒートアップさせた。
タイソン・フューリー(英国)
倒し合いを制したのはフューリー。タフなテクニシャンは、4ラウンドに2度ダウンを奪われたが、立ち上がった。終盤に入るとスタミナ切れしたワイルダーを追い詰め、最後はこの試合で何度も打ち込んだ右フックで勝負あり。ワイルダーが崩れ落ちた。
今後はWBC暫定王者のディリアン・ホワイティー(33=英国)との指名試合やWBA・IBF・WBO3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(34=ウクライナ)と前同3冠王者のアンソニー・ジョシュア(31=英国)のリマッチの勝者との4団体統一戦などが期待される。早くもヘビー級の今後の動向に注目が集まっている。