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赤井英和氏の長男の赤井英五郎(26=帝拳)が11日、後楽園ホールでプロデビュー戦を迎えた。対戦相手もこの日がプロデビュー戦の岡村弥徳(23=八王子中屋)。関係者の注目を集めた。
レフェリーストップ!
試合が決まったのは1ラウンド2分24秒。ワンツーで赤井の出鼻を挫いた岡村が、パンチをまとめたところでレフェリーが試合を止めた。
黒星でも赤井英和氏は長男にエール!
リングサイドで試合を観戦した父、英和氏は「良いところが出せなくて残念。本人には今日の負けをキャリアの一つにしなさいと伝えた。世界チャンピオンとは思っていない。ボクシングは財産。東京で練習して財産にして欲しい。今後はマイクタイソンみたいに頭振って前に出て、よけては返すボクシングをやって欲しい。」とプロキャリアをスタートした長男にエールを送った。
赤井英五郎!プロ初戦は黒星
初リングの感触を確かめる間もなくペースを取られてほろ苦デビューとなった英五郎。囲み取材では「あっという間で終わった。もうちょっと試合をしたかった、残念です。貰いすぎたとは思った。守りを考え過ぎてオフェンスに繋げられなかった。一瞬で終わったのでまだ現実味がない。もっと手数を出せば良かった。向こうの方が強かったと思います」と試合を振り返ると「コーチに申し訳ない。話し合って頑張って続けたい」と再チャレンジに向けて気持ちを切り替えた。
岡村弥徳(23=八王子中屋)
一方、注目のプロデビュー戦で完勝した岡村は「赤井選手はとてもタフでしたが、自分の理想のボクシングで無事倒すことができたので良かったです!次も勝つので応援よろしくお願い致します!」と喜びのコメントを寄せた。