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WBC世界スーパーフェザー級王者オスカル・バルデス(30=メキシコ)にドーピング違反の疑いが報じられて以降、WBC(世界ボクシング評議会)が調査に乗り出していた件に関して4日、調査の結果としてWBCは、ドーピング違反の疑いはないとの見解を発表し、9月10日(日本時間11日)に米国アリゾナ州で予定されていたバルデスと挑戦者ロブソン・コンセイソン(32=ブラジル)のタイトルマッチの開催を認めた。
WBCによる調査結果報告は以下の通り。
WBCパネルが検討した要因には次のものがあります。(1)2021年8月13日にチャンピオンバルデスから収集された尿サンプルは、フェンテルミンの有害な分析結果をもたらしました。(2)2021年7月22日および2021年8月30日に収集されたサンプルは陰性でした。(3)フェンテルミンは食欲抑制処方薬であり、競技会でのパフォーマンス向上効果や利点が文書化されていません。(4)チャンピオンのバルデスは19年間ボクサーであり、2回のオリンピックへの参加を含む、長く有名なアマチュアのキャリアを持っています。(5)アマチュアおよびプロボクサーとして、これまでチャンピオンのバルデスはプロで30回以上を含むアンチドーピングテストで陰性でした。(6)チャンピオンのバルデスはWBC-CBPへの登録を主張し、彼のすべての試合でのドーピング防止テストを要求しました。