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[立ち話]2021.8.14

天海ツナミが米国戦を振り返る

 前WBO(世界ボクシング機構)女子ライトフライ級王者の天海ツナミ(37=山木)は、7月9日(日本時間10日)に米国ロサンゼルスでセニエサ・エストラーダ(28=米)の挑戦を受けたが、判定負けで王座を陥落した。

 試合から約1ヶ月後の8月11日(水)に同門の菊池真琴(34)のサポートのため、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)に来場していた天海に試合の感想や今後について話を聞いた。
「エストラーダは速かった」
 映像を見た天海は「相手はスイッチしながら的を絞らせず、攻守の切り替えが速かった。追いかけているが、パンチを出そうとすると位置をずらしてきた。先に手を出してきてこちらがパンチが出せない動きをしてきた。客観的に見るとポイントが開いても仕方がない」と試合を振り返った。
「再び王座を獲り戻す」
 試合後は2週間の自主隔離の後、ジムワークを再開している。「他の団体で王座奪還するのか、それとも階級を上げるのか。ジムと相談したい」と日本女子ボクシングのレジェンドは、王座返り咲きを目指す。
「海外での勝利目指す」
 「米国でもメキシコでも場所はどこでもいい。また、勝ち続けて強い相手と戦いたい」と海外での勝利という目標に向かって再び走り出す。

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