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西日本新人王予選が28日、大阪堺市産業振興センターで行われ、全5試合で熱戦が繰り広げられた。スーパーライト級4回戦では、山下玄輝(23=結花)と石川耕平(36=オール)が対戦。試合は衝撃のワンパンチKO決着となった。
左:福原寛人会長と頂点を目指す
山下がジャブをヒットし石川の出鼻を挫くと、左で試合をコントロール。勝負が決まったのは4回。右ストレートを打ち抜きダウンを奪うとレフェリーはノーカウントで試合を止めた。
試合後に取材に応じた山下は「序盤は一発を当てようと手数が少なかったが、倒した右ストレートは狙っていたパンチ」と会心のKO勝ちに納得の表情だった。
鳥取県の結花ジムは3選手が、新人王トーナメントにエントリーしたが、2選手が敗れ山下が最後の砦だった。「ジムの代表として新人王戦に出させてもらっている。チャンスを活かして勝っていき(全日本新人王決定戦の舞台である)後楽園ホールのリングに上がりたい」と拳を握りしめた。
福原寛人会長は「手数が少なくて攻め切れなかったが、今日は最後まで諦めない気持ちを見せてくれた。勝てて本当に良かった」と愛弟子を褒め称えた。
試合後に取材に応じた山下は「序盤は一発を当てようと手数が少なかったが、倒した右ストレートは狙っていたパンチ」と会心のKO勝ちに納得の表情だった。
鳥取県の結花ジムは3選手が、新人王トーナメントにエントリーしたが、2選手が敗れ山下が最後の砦だった。「ジムの代表として新人王戦に出させてもらっている。チャンスを活かして勝っていき(全日本新人王決定戦の舞台である)後楽園ホールのリングに上がりたい」と拳を握りしめた。
福原寛人会長は「手数が少なくて攻め切れなかったが、今日は最後まで諦めない気持ちを見せてくれた。勝てて本当に良かった」と愛弟子を褒め称えた。
右:芝本龍悟(大鵬)が攻め立てた
ライト級4回戦では、芝本龍悟(22=大鵬)と三宅孝太朗(24=ハラダ)が激突。長身の芝本がジャブから組み立てると打ち下ろしの右ストレートでキャンバスに沈めた。
長身からの右ストレートに期待!
デビュー戦を豪快に倒した芝本は「右ストレートは狙っていたが、倒してビックリしている。これまでの人生で一番緊張した」と試合後のインタビューでは初々しさを見せた。
小学3年から高校3年までバスケットボールをしていたという芝本は、同じ職場で元日本ランカーの結城大二郎(28)の試合を見て感動し1年半前にジムに入門した。
芝本は「ジムの先輩の大里さん(大里拳=日本スーパーフェザー級3位、大里登=日本フェザー級9位)のように強くなりたい」と目標を掲げた。
小学3年から高校3年までバスケットボールをしていたという芝本は、同じ職場で元日本ランカーの結城大二郎(28)の試合を見て感動し1年半前にジムに入門した。
芝本は「ジムの先輩の大里さん(大里拳=日本スーパーフェザー級3位、大里登=日本フェザー級9位)のように強くなりたい」と目標を掲げた。
森田翔大(森岡)がKO勝ち
スーパーバンタム級4回戦では森田翔大(20=森岡)と小島一希(25=寝屋川石田)が拳を交えた。サウスポー小島のワンツーを浴びた森田だが、左フックを決めて応戦。初回に偶然のバッティングで負傷したが、2回に右フックで倒すと再開後も右から左をフォローしフィニッシュした。
「今年こそ新人王を獲る!」
約1年8ヶ月ぶりの試合を勝利した森田は「久しぶりすぎてデビュー戦のような気持ちだった」と安堵の表情を浮かべた。試合前は不安が多かったという森田だが、前日に同門で憧れの存在の日本フェザー級王者の丸田陽七太(24)から「キレキレの動きで試合を楽しもう!」とメッセージが来て開き直ることができたという。
2019年は西軍代表決定戦で敗れ、昨年は棄権したため、今回が3度目の新人王参戦の森田が頂点を目指す。
2019年は西軍代表決定戦で敗れ、昨年は棄権したため、今回が3度目の新人王参戦の森田が頂点を目指す。