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メキシコ・グアダラハラのドーム・カルカルデで26日(日本時間27日)、2つの軽量級世界戦をマッチルーム・ボクシングとカネロ・プロモーションズが共同開催。WBC(世界ボクシング評議会)フライ級タイトルマッチ、王者フリオ・セサール・マルティネス(26=メキシコ)vs同級15位ジョエル・コルドバ(26=メキシコ)がメインイベントに抜擢。セミファイナルではWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級暫定タイトルマッチ、王者ダニエル・マテヨン(33=パナマ)vs同級2位ホセ・アルグメド(32=メキシコ)がセットされた。現地時間の25日、前日計量が行われた。
マルティネスvsコルドバ
王者マルティネス、挑戦者コルドバともにフライ級リミット50.8kgでクリア。
マルティネスは自身の管理不足などで直近8ヶ月に2度の試合キャンセルを繰り返し、ようやくこの試合が昨年10月以来、3度目の防衛戦となる。対するコルドバは現在6連勝でこの世界戦も含め、初のタイトルマッチのチャンスを掴んだ。試合の模様は米国、メキシコとDAZNがライブ配信を行う。
マテヨンvsアルグメド
ライトフライ級48.9kgを王者マテヨン、挑戦者アルグメドとも100gアンダーの48.8kgで合格した。
日本のリングに登場したことのあるマテヨンとアルグメドの対決。マテヨンは18年9月に現日本同級王者の矢吹正道(28=緑)と対戦して判定勝利。アルグメドは15年に高山勝成(42=寝屋川石田)を判定勝利で下し世界初載冠、しかし17年7月に京口紘人(27=ワタナベ)の挑戦を受け4度目の防衛に失敗した。マテヨンにとってはこれが暫定王座の初防衛戦、アルグメドは2階級制覇を狙う。