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WBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチの前日計量が23日、東京大田区の牧田総合病院で行われ、王者の山内涼太(26=角海老宝石)と同級8位の中山祐太(25=一力)が秤に乗った。
試合は、明日の24日(木)に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.19」のメインイベントで行われる。計量後にオンライン会見に臨んだ両者は、必勝を誓った。
なおPCR検査は、出場選手全員陰性結果だった。
試合は、明日の24日(木)に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.19」のメインイベントで行われる。計量後にオンライン会見に臨んだ両者は、必勝を誓った。
なおPCR検査は、出場選手全員陰性結果だった。
「距離を意識して戦う」
山内は、昨年8月の王座決定戦で3回終了TKO勝ちで戴冠した。リミットちょうどの50.8kgでパスした山内は「身長はそんなに変わらないけど、思っていたより細く感じた」と拳を交える中山の印象を口にすると「足を使いながら前に出てくるのではないか。出てきたら潰すだけ」と勝利に自信を示した。
約10ヶ月ぶりのリングとなる山内は、左の使い方とディフェンス力を強化。「パンチをもらったらムキになってしまうので」と、距離感を意識した練習に取り組んできた。
約10ヶ月ぶりのリングとなる山内は、左の使い方とディフェンス力を強化。「パンチをもらったらムキになってしまうので」と、距離感を意識した練習に取り組んできた。
「目の前の試合に集中する」
現在、世界ランキングに名を連ね、世界挑戦も視野に入ってきた。しかし、「(世界を)意識すると言ったら生意気なので、今回の試合を見てもらって会長や阿部弘幸トレーナーに判断してもらえたらと思う」とまずは明日の試合に集中する。
6月10日(木)には鈴木雅弘(25)が日本スーパーライト級王座を獲得。さらに21日(月)には福永亮次(34)が豪快なKO勝ちでタイトル防衛を果たした。同門の活躍に刺激を受けたという山内は「(タイトル戦連勝で)ジムが良い流れなので、自分もそれに続きたい」とノックアウト勝ちでの初防衛を目指す。
6月10日(木)には鈴木雅弘(25)が日本スーパーライト級王座を獲得。さらに21日(月)には福永亮次(34)が豪快なKO勝ちでタイトル防衛を果たした。同門の活躍に刺激を受けたという山内は「(タイトル戦連勝で)ジムが良い流れなので、自分もそれに続きたい」とノックアウト勝ちでの初防衛を目指す。
「必ず勝つ!」
一方、挑戦者の中山は100gアンダーの50.7kgを測定した。「ベルトどうこうより強い山内選手と勝負して自分がどれだけ強いのか。明日の試合が楽しみ」と決戦を心待ちにしていた。
「アマチュア経験が豊富で自分よりパンチ力やテクニックがある」と王者の強さを説明。その上で「体が温まっていないうちにビッグパンチをもらわないこと。メンタルで負けたら勝負にならない」と強い気持ちで勝利を掴みにいく。
ジム移籍初戦で大きなチャンスを掴んだ。これまで数々の名選手を育ててきた田中栄民トレーナーに指導を受けているという中山は「パンチの打ち方から、足さばきなど参考になることばかり」とコンビを組んでわずか3ヶ月弱ながら成長を実感している。
「1年半ぶりの試合で、いきなりタイトルマッチがきた自分は運が良い。必ずチャンスをモノにする」と言葉に力を込めた。
「アマチュア経験が豊富で自分よりパンチ力やテクニックがある」と王者の強さを説明。その上で「体が温まっていないうちにビッグパンチをもらわないこと。メンタルで負けたら勝負にならない」と強い気持ちで勝利を掴みにいく。
ジム移籍初戦で大きなチャンスを掴んだ。これまで数々の名選手を育ててきた田中栄民トレーナーに指導を受けているという中山は「パンチの打ち方から、足さばきなど参考になることばかり」とコンビを組んでわずか3ヶ月弱ながら成長を実感している。
「1年半ぶりの試合で、いきなりタイトルマッチがきた自分は運が良い。必ずチャンスをモノにする」と言葉に力を込めた。